お墓に関するトラブルについて

当店にお墓に関わるトラブルについての質問やお問い合わせが御座いました。専門家として簡単にアドバイスさせていただきます。

お墓に関するトラブルを避ける為に

お墓・葬儀サービスに関する国民生活センター(消費生活センター・消費者センター)への苦情の内容は、2010年に1,488件、そのうち商品や工事の不良に関するものが22%、契約内容の相違に関するものが16%ということです。

墓石店にもそれぞれ長所・短所があったり、さらに様々な製品やサービスを売りにしています。その中から安心な石材店を選ぶためには、最低限これだけ避けておけば良いというポイントがあります。

お墓ブローカーだけは避ける!

石材店の中には注文があっても自社で石すら触らない、お客から受けた仕事をそのまま他の石材店に外注したり、どこかからか安く調達してきたりする「ブローカー」と呼ばれる会社が存在します。

このブローカーのようなお店を避けるには以下の点を事前にチェックしてみてください。

  1. 組合に加盟しているお店かどうか

    石材店には各市町村や県などに組合が存在します。一つの地域に複数の組合や連合会があったりもしますが、組合にまったく加盟していないお店は避けた方が無難です。

  2. 会社・店舗が無い

    チラシや広告などにお店の住所が載っていない、もしくは載っている住所地に行ってみてもお店が無いような場合は高確率でブローカーです。避けた方が良いでしょう。

  3. 会社に機材・工場・作業場などがまったく見当たらない

    店舗があったとしても会社に機材・工場・作業場など自社で工事をしている形跡が見当たらないお店は避けた方が無難です。販売店と工場が完全に分かれているような会社は別となります。

上記のようなブローカーほど、広告宣伝費にお金を注ぎ込みお客を集めたりしています。どうか悪質な墓石店にはお気をつけください。

国民生活センターホームページの関連情報

増加する葬儀サービスのトラブル (2006年6月22日)